Case study

Withコロナ時代を見据えたOfficeでのIoT監視 
業種:システムインテグレーター

経営課題

システムの開発現場は必要な開発環境・機材がOfficeにしかなく、コロナ禍においても、多くのエンジニアが出社して開発業務を遂行しなければならなかった。オフィス内で密の状態になってしまうことが多々あり、なかなかワクチン接種も進まない状況でコロナが長期化され、企業として社員が働く環境の安全を整えていく必要に迫られていた。

導入サービス

Withコロナ時代を見据えたOfficeでのIoT監視

オフィスにWifiネットワークは既にあるが、Wifiを使ったセンサーだとバッテリー寿命が数ヶ月と短く、定期的なバッテリー交換もしくは電源プラグが必要なこと、Officeの隅々までWifi電波が届いていないことから、LoRa WANネットワークを使ったIoTシステムの導入を決断。LoRaであれば、センサーのバッテリー寿命が数年単位で持ち、通信距離も3-4kmも届くため、OfficeにGatewayを1台のみ設置すれば全フロアがカバーされ、初期コストとランニングコストを最小限に抑えることが可能。利用サービスとしては、会議室での二酸化炭素濃度密度のリアルタイムモニタリングをベースに、会議室が予約されても実際に利用されていないという利用状況を検知し、アラート通知。

導入効果

会議室での密状況を可視化し、二酸化炭素濃度が高い場合にセンサー自体が赤く点滅することで従業員に対する健康面での安心感を与えることができた。また、会議室予約システム上ではいつも埋まっているが、空き会議室があるという無駄な状況を改善することができた。今後として、LoRaでは室内での位置状況トラッキングが可能なため、従業員の位置モニタリングや密状態のヒートマップ可視化を検討。その他、室内の空気が綺麗な状態かを検知するセンサーの導入も検討中。

各ユースケ―ス毎の詳細資料をお送りします
お問い合わせください